まさか。。。
まさかだよ。。。
まさか「will」と「going to」が未来形だと思ってる?
まさか思ってないよね。ネイティブスピーカーはそういう使い方してないし、さすがに思ってないよね。
嘘!!思ってた?!
ちょっとショックだけど、仕方ないから僕から見せよう、未来形の正体を。
正しい「未来」の表現方法
「will」と「going to」が未来形だと思ってるってことは、こういう英語を使ってるってことかな?↓
Maybe it will be rain tomorrow.
I’m going to play tennis tomorrow.
だめだめ!ちゃんとした英語はこれよ↓
It’s supposed to rain tomorrow.
I’m playing tennis tomorrow.
これが正しい「未来」の表し方。。。の、あくまでも二例。
もう一ついっちゃおう。これも未来形↓
Make sure you lock the door.
日本語訳は「出る時鍵閉めてね」。
ほら未来のことでしょ?
この一例で分かるのは、英語の未来形は、なんと日本語の未来形と一緒だ!つまり「未来」を表す特定の文法?単語?はない、ということだ。なくても未来の話かどうかが分かるからだ。
じゃあ学校で習った「will」と「going to」は一体なんだったの?
答えは単純。想像してみましょう。日本語教室で、外国人生徒が講師に「これから」の意味を尋ねる。講師は「未来になにかをする時につけるものだ」と。
生徒は受け入れる。その日からまさにその使い方をする。結果はこれ↓
「明日これからなにする?」
「5月にこれから実家に帰る。」
変だよね。
「未来になにかをする時につけるもの」は間違いないのに、そういうものと思って使ってもまともな日本語にはならない。
どう?「Will」と「going to」そしてさらに未来形そのものを考えても無駄だと分かってくれたかな?
ネイティブがどう話すかに耳を傾けることが出発点
結局ネイティブスピーカーはどうやって未来の話をするのか、よく聞いておくのが正解。
そしてその英語に出会った時に深く考えないこと。例えば今日の「It’s supposed to rain tomorrow」。「supposed to」自体が何なのかごちゃごちゃ考えない。
『よし、天気の時は「supposed to」でいこう』ぐらいでいい。
『よし、明日のことは現在進行形でいこう』ぐらいでいい。
これが正しい使い方に繋がる「習い方」。