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Point Lesson 4: 旬と季節

今日は日本語を勉強中の外国人の気持ちになってみましょう。最近「旬」という単語に出会い、その意味を知りたく辞書で調べる。するとこれが↓


Season


あれ?Seasonって「季節」じゃなかったっけ?と「季節」も調べることに。するとこれが↓


Season


もう分からなくなった!どうやら「旬」と「季節」は同じ意味を持ってるようだ。同じ意味を持った単語はなぜ二つも存在する?


結論「日本語はやっぱり難しい!」で終わってしまう。


確かに、日本人から見ても「意味の違い」は説明しにくいはずだ。しかし皆さんもご存知の通り「意味」ではなく「どういう時に聞くか」の問題だ。「旬」は大体食材の話にしか出ないはずだから、その「意味」を覚えて勝手なタイミングで使うより、食材の話をする時に出せばいい。


意味から覚えてしまうと、もう一つ問題が増えます。同じ外国人が『「season」って日本語でなんて言うかな?』と、辞書で調べたら「旬」が一つの単語として出てくる。なるほど「season = 旬」でいいんだ!しかしこういう覚え方をしてしまうと、その結果こういう会話をしてしまう↓


「雪って素敵ですね。私はこの旬が好き。」


あらま!


こうやって日本語と英語を逆にしてみると分かりやすいはずです。今までの勉強の仕方は間違ってる。この単語ってどういう意味かな?」「これを英語でなんて言うかな?」こういった考え方は全くためにならない。


そして辞書は、単語の「意味」を調べるためには使ってはいけない。