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Point Lesson 51: Maybe

それは「かも知れない」時に使う単語。可能性や確信度合いを0から100までと考えて、約50ぐらいだと使う。つまり確実に分からない時、まだ決まってない時などに使う。例えば明日の花火大会に行くかどうか決まってないから「Maybe I will go to see the fireworks」。


こういうレッスン、受けたことあるよね。教科書で見たことあるよね。おそらくなんの疑問も持たずに、分かりやすい!と思いながら受け入れちゃってるよね。


でも本当は大嘘だよ!信じたらだめよ!


そう。僕の知ってる「maybe」は全然違う。6歳の息子と一緒に絵本を読んだ時にで出てくる「maybe」も全然違う。


その一例を一緒に分析してみましょう。


猫のピートという絵本で、ピートが兄と一緒に海に行く。水が怖いから一生懸命避けてる。


暑いからお母さんがピートに「水にはいれば?」と言ったらピートは「Maybe later」。兄が「一緒に水に入ろうよ」と誘ったらピートが「Maybe later」。 ピートはイカ耳。


これ、どう考えても入るつもりはない。つまりここの「maybe」は、海に入る確率が50ではなく0だと表現してる!


また別の絵本。仲良しのネズミともぐらがいる。ハロウィンなのでネズミがいたずらでもぐらを驚かせた。その結果もぐらが一緒に遊んでくれなくなった。ネズミは反省して独り言で「Maybe it was a bad idea to scare mole」。


これ、明らかに「驚かさない方がよかったかも知れない」じゃない。反省中だもん。ここの「maybe」は「完全に私が悪かった」の「完全」だ。つまり50ではなく100。


これがネイティブの本物「maybe」。確率50ではなく、がっつり0か100を示す単語だ。


皆さんも何度も、何度も出会っがことあるはずだ。パッと浮かぶのは映画でよく見るこういう会話↓


A: Call me later?

B: Maybe.


これ、BがAを振った瞬間。絶対電話しない。そして「maybe」で答えることによって電話しないことをはっきり伝えた。


皆さんも思わずこうやって人を振ったりしてるかも知れないよ!「Maybe」を「かも知れない」と勘違いしたせいで人に嫌な思いをさせてるかも知れないよ!


そうならないように、「maybe = かもしれない」などの直訳や教科書英語を捨てようね。そしてネイティブ講師が授業で教えてくれた「maybe」も、現実バージョンではなく分かりやすいバージョンの可能性が高いので、それも捨てようね。


ネイティブがどういうタイミングで、何を伝えるために使ってるのか、それだけを気にしようね。