リーフ英会話スクールのロゴ

リーフ英会話スクール|語学のプロによる指導 福岡の少人数・通い放題英会話スクール

Point Lesson 47: やってみた

僕もやってみた。生徒の気持ちになって45分の洋ドラマを見た。どういう場面でどういう英語が使われるのか、ちょっと意識してみた。


まずはテーマを絞った。「ありがとう」にした。「ありがとう = thank you」とみんな習ってるけど、ネイティブは本当に言うかどうかを確かめたかった。


「ありがとう」が出てくる場面は分かりやすいし、日本語字幕もあるし、ちゃんと「気づきモード」に入って再生ボタンを押した。


さて結果発表。


1位2位で「ありがとう」の場面で出てきたのはこの英語だった↓


I owe you one

I appreciate it


「thank you」ではなかった。「thanks」でもなかった。逆にこの2つは、皮肉のこもった口調としてしか出てこなかった。例えば↓


A: You want some advice? Stop drinking.

B: Thanks.


Bはアル中の主人公。やめたい様子もなく酒をガブガブ飲みながらのセリフだった。


いやあ、勉強になった。


ちなみに今回のテーマは「ありがとう」だけに絞るつもりだったけど、ジャンルが似てるので「ごめんなさい」の言い方もついでに探して見た。


出てきた英語はこれだった↓


I didn’t mean to…

I apologize


「Sorry」ではなかった。「Sorry」はPoint Lesson 44でも話した通り、断る時と聞き取れなかった時にしか出てこなかった。


今日の勉強はこれで終了。簡単だった。楽しかった。為になった。本当の英語に一歩近くことができた。


「Erikのインチキ野郎!元々ネイティブじゃないか!」


うん。ネイティブはネイティブよ。だけど今回のやったことは、決してネイティブだからできたわけじゃない。僕だって「ありがとう」を英語でなんて言うか聞かれても、絶対「I owe you one」が浮かばない。自分の英語とは違うから。


純粋にドラマを見て、決まった場面で登場する英語を拾っただけ。誰にもできることだから、みなさんも一度やってみませんか?