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Point Lesson 42: 教室専用英語

学校で習った英語。


ネイティブ講師が教えてくれる英語。


ズバリ言うと、どっちも間違ってる。


学校で習った英語が間違ってるのは、さすがに驚かない。しかしネイティブ講師が教えてくれる英語も??


そう。だってネイティブ講師が教えてくれる英語は、その同じ講師がネイティブ同士の会話で絶対使ってない。教室専用英語だから。


教室専用英語とは、例えばこれ↓


生徒: My name is Kaori.

講師: 「My name is」は英語であんまり言わないかも。「I’m Kaori」だけでいいよ。


これが教室専用英語。「My name is…」より自然かな?と思って講師は生徒に「I’m…」を紹介する。


しかしより自然とは言え、この英語もなかなか聞くことはない。


トゥルーディテクティブを見てる時に気づいた(めっちゃオススメだよ!)。主人公のマーティーとラストの初対面はこれだった↓


A: Marty.

B: Rust.


ほら「I’m Marty」「I’m Rust」ではなく、名前しか言ってない!


もう一例↓


講師: How are you?

生徒: I’m fine thank you.

講師: あんまり言わないかも。「I’m good」でいいよ。


教室専用英語発見!


「I’m fine thank you」も「I’m good」も、どっちも「いらない」時(Point Lesson 2を参照)もしくは会話する気がない時に使う英語だから、どっちもここで使うのはおかしい。


さらに一例↓


生徒: Taste is very delicious.

講師: うん「delicious」より「Good」の方が自然よ。


これもまた教室専用英語。Point Lesson 20でも話したように、本当は「You have to give me the recipe」などが正しい言い方だったりする。


最後の一例↓


生徒: I watch drama. 

講師: 日本人はよく「drama」と言うけど、本当は「show」と言うよ。


うわあ… ネイティブ講師が生徒に「show」という単語を教えて、その次の瞬間別の講師に「So what kinds of thingsare you watching on Netflix?」と聞いてるところを、ついこないだ見たよ!


こうやって見ると分かりやすい。ネイティブが教えてくれる英語にも嘘が多い。付き合ってしまうと、学校で習った英語とまた別の種類の不自然な英語を身につけてしまう。


どう?絶望した? (笑)


しないで。今回のポイントレッスンで大事なヒントをもらえたから。


ネイティブが教室で教えてくれる英語を怪しいと考えて、ネイティブ同士の会話で聞いて初めて信じればいい、というヒントだ。


「あれ?そうなると英会話教室は、正しい英語を拾うにはあんまりいい環境にはならないということじゃないの?」


そうね。でもご安心ください。1つだけオススメのスクールがある。えへへ。どこでしょう?