洋画を英語で見た。勉強になるかな?と思って見たけど、色々出てきすぎて、ほとんどついていけなくて、結局よく分からないまま終わってしまった。
これ、あるよね。
生英語が一番勉強になると思いつつ、あまりのも生さに圧倒されて結局勉強にならずに終わってしまうことが。
それはそうだろう。映画だって長いし、一から十までついていけるはずもない。
しかし一口サイズにすればどんな大きいものでも飲み込みやすくなるよ!
ということで漠然と映画全体を見るより、状況や文脈で「明らかにこういう会話だろう」と簡単に意味を分かってしまう部分だけに注目してみたらどう?
例えばこないだ見た映画にこういうシーンがあった↓
トミーリージョーンズが親父のキッチンでコーヒー入れてた。そこで親父にこう言った↓
Want a cup?
そして親父は↓
Appreciate it.
その次の瞬間トミーリージョーンズはコーヒーをもう一杯入れる。
どうですか?この状況でこの会話なら、一から十までついていけるよね。
明らかにトミーリージョーンズは親父に「コーヒー飲む?」と聞いてる。そして明らかに親父は「是非」言ってる。
ではその英語を見ていきましょう。
勧誘は「Do you want…」ではなく「Want…」でいいようだ。
「コーヒー」は、ここはなんと「coffee」ではなく「a cup」でいいようだ(さあ、なぜでしょう?)。
「是非」の時は「Yes please」ではなく「Appreciate it」でいいようだ。
以上。
簡単でしょ?このたった2行で、思ってた英語は使われてないことを知った。そしてネイティブが使う正しい表現を知った。
何より、ごく日常的な状況だったので、自分の会話にも同じ表現を使えそう。
そしてもちろんコーヒーに限定する表現ではなく、「勧誘」の場面で使う表現なので、いろんな状況で使えそう。
例えば大阪の電車の中で、隣に座ってるおばちゃんがカバンから飴ちゃんを出した時↓
A: Want a candy?
B: Appreciate it.
どうですか?飲み込みやすくなったかな?
こうやって大きいことを考えずに簡単に拾えるものだけを拾えば、少しずつ本物英語が馴染んでくる。
そして馴染めば馴染むほど、今まで分からなかったものも段々「明らかにこういう会話だろう」の範囲に入ってきて、そのうち一から十までの理解がついてくるよ!