「私は過去進行形が苦手。学校の授業にも、以前通ってたスクールのレッスンにも何回か出てきたことがあるけど、いまいちよく分からないんだよね…」
だろうね。でも気にするな。学校の先生も英会話講師もちゃんと分かってなかったはずだ。それよりこの会話例を見てごらん↓
①
A: I tried calling you last night.
B: I was sleeping.
②
A: You’re late.
B: I was having lunch with my friend.
③
A: You didn’t play tennis yesterday?
B: It was raining.
どう?どの例もB さんが過去進行形を使ってるけど、これで使い方が分かるかな?
。。。
分からん?じゃあそれぞれのBのセリフに注目してみましょう。
①のBは、電話に出なかった理由を話してる。
②のBは、遅れた理由を話してる。
③のBは、テニスしなかった理由を話してる。
どうやら過去進行形は「理由」を話す時に使えるようだ。
ジャジャーン!簡単でしょ?
「え?でも他にもいろんな使い方があるでしょ?」
そうかも知れないけど、過去進行形自体を理解するより、どういう時に使えばいいのか分かればいいでしょ?
だってよく考えてみよう。
一般的にに過去進行形は「過去で続いた行動に使う」とされる。その説明によると「I had curry last night」は、過去進行形で言ってないから続かなかったってことになるの?一瞬で飲み込んだってこと?
そもそも「続く」の定義はなに?何秒かかった行動が「続いた」と言えるの?
こういう余計なことを考えて勝手な使い方をするより、ネイティブの出すタイミングを真似た方がいいに決まってるでしょ?
シンプルでいこうよ。「私は水がよく分からない」など言わないでしょ?水素原子2個と酸素原子1個が共有結合で結びついてるものだと分かっても、つまりそれをどう利用すればいいのか分からないでしょ?
喉が渇いた時に飲めるものと知っておけばいい。洗い物する時に使うものと知ればいい。
よし、今日から英語は水。英語自体を考えずに、出すタイミングだけを気にしようね。