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Point Lesson 20: 英語は常識で捉えましょう

合ってそうで合ってないよ、その捉え方!


例えば「I had cereal for breakfast = 私は朝食にシリアルを食べた」。これ、合ってそうで合ってない。その理由は。。。


分かるかな?。。。


理由は「私は朝食にシリアルを食べた」は日本語としてピンとこないから、でした!


これ、細かそうで細かくない「英語習得」のポイント。皆さん英語を捉える際、こうやって日本語に置き換えまくってるでしょ?


仕方ないから今日は「上手な置き換え方」のヒントを紹介しよう。


置き換えるは置き換えるでいいとして、ピンとくる日本語に置き換えたい。つまり自分が実際に、日常的に使う日本語に置き換えたい


大事な、大事なポイントだよ!「私は朝食にシリアルを食べた」は、日常の中で使うことがないから、それに相当する英語として頭の中に保存したものを、日常会話の中で使おうとすることも当然ない。


簡単に言うと、使わないものは当然ながら「あ、ここで使おう!」にならない、ということだ。


さて正しい置き換え方を練習しましょう。下記の英語をピンとくる日本語に置き換えたい。状況は、友達にクッキーを焼いてあげた。友達がそれを食べて↓


You have to give me the recipe.


今までの置き換え方だと「あなたは私にレシピをくれるべき」と、よく分からない日本語に訳してしまう。


しかしピンとくる日本語に置き換えると「めちゃうまいやんこれ!」「うまっ!」になったりする。だって、友達が焼いてくれたクッキーだから、それを食べた時に「美味しい」みたいなことを言うに決まってる。


ほら簡単でしょ?大体「常識」で考えれば正解が見えてくる。もう一つやりましょう。


“Toot, toot!” went the boat.


これは子供の絵本に出てきた英語。よし、これをピンとくる日本語に置き換えるとどうなるでしょう。


。。。


正解は『「ボーッ、ボーッ」と船が音を鳴らした』でした!


『え?「行った」じゃないの?』と思った方、常識で判断することを忘れずに!「ボーッ、ボーッ」と「船」は、1つしか繋ぎ方がないからね。


同じく「The rabbit scarfed down a carrot」の「scarf down」を英語として初めて見たとしても、常識で考えると「食べた」に決まってるはずだ。単語の「意味」にとらわれなければ当たり前なことだよね。


これからは、こうやって「常識」で英語を捉えようね。今までの「え?」が、きっと「ああ!」に変わっていくはずだ。