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Point Lesson 1: ごちそうさまでした

外食でお会計が終わったら何て言う?

日本で外食の際、食べ終わった時に「ありがとうございます」と、店員に言う外国人をよく見ます。しかし日本人は同じ場面でそう言いますか?言いませんよね。「ごちそうさまでした」が基本。ではなぜ外国人は「ありがとうございます」と言うのだろう。


答えは簡単です。つまりその人の国では、同じ場面で「thank you」などを言うからです。そして日本に行くから日本語を勉強しようと思い、単語帳や辞書で「thank you=ありがとうございます」と覚えてきた。この立派な勉強法の結果、日本人の使わない日本語を使ってしまう。


僕の話に変わりますが、初めて日本で外食した時(当時日本語力はゼロでした)、ちゃんと「ごちそうさまでした」と店員に言えました。なぜ日本語を勉強したこともない僕にその正しい表現が?


。。。


正解は、他の客が食べ終わった時何を言って帰るか、ちゃんと聞いてたからです。当たり前ですよね!しかし皆さんも頭でこの当たり前に気付いてても、勉強法にはいまいち反映してないと言っても間違いないでしょう(じゃないと勉強してきた分だけ、もう少し自然英語に付いていけてるはずですよね)。


この「覚える」対「気づく」の意識を深め、これからは毎日の英語勉強の一つのテーマにしていきましょう。


ちなみに「ごちそうさまでした」の話ですが、「ご•ち•そ•う•さ•ま•で•し•た」と綺麗に発音する人いませんよね。「グッサン」「ッソウサン」「ゴッソウサンスタ」など、色々でめちゃくちゃです。しかしこの響で伝わるものですから、これが実際発音と考えないといけない。


逆に「ごちそうさまでした」がめちゃくちゃ。そう思った方がいい。この発音を覚えてしまうといつか足引っ張られるに違いない。だから僕も最初から「ッソウサン」と、綺麗に発音しました(笑)。


さて、最後にもう一つ別の角度から問題を攻めましょう。外食中しっかりと「ッソウサン」を拾った外国人。今度スーパーのレジで同じ「ッソウサン」を出してしまう。だって「なるほど、ッソウサン = thank you」と覚えたんだもの。やっぱり「意味」を分かったつもりでも使い方はおかしい。「ッソウサン = thank you」はダメ。「ッソウサン=食事後に使う言葉」が正解。