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Point Lesson 11: 私はあなたにプレゼントをあげる

「私はあなたにプレゼントをあげる」


実際に日本語教材でよく見る定番の例文です。この例文を見てどう思いますか?日本語として正しいですか?


こう聞いた時、大体この答えが返ってくる↓


「一応正しい日本語だけど言わない。」


これは面白い。実に面白い。


「正しい」の定義が違うせいか、僕はとても非論理的な答えに感じる。だって、言わない時点で正しいかどうかという疑問が消えるんじゃないの?存在しないものの正しさってそもそも考えるもんなん?


考えないよね。例えば存在しない焼肉屋さんについて、そこの肉が美味しいかどうか考えないよね。明らかに変な話だ。


しかし語学の話になると、誰もその「変」に気付かなくなる。日頃の会話に絶対出てこない「私はあなたにプレゼントをあげる」を、教室や日本語教育の場面だと誰も疑問に思わない。むしろ分かりやすい例文として、日本語学習者に積極的に教える。


そして教えられた人は、日本人が実際に言う「これやるわ」についていけなくなる。「よかったらこれー」についていけなくなる。


皆さん、問題が少し見えてきました?一般的な教材や講師の英語に疑問を持ちました?よし、じゃあこれをきっかけに、今までの英語教育から離れた習い方に切り替えましょう。Point Lessonを遡って読むといいヒントがたくさんあるかも!