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Point Lesson 72: 文字にも負けず

Aは日本人、Bは日本語勉強中の外国人。

会話例その1

A: こないだ出張で東京に行ってきた。
B: 出張の意味はなに?
A: 出張は出張よ。知ってるやろ?
B: 出張?分からない。
A: ほらこう書くやつ。(漢字で書く)
B: ああ!「しゅちょう」ね。
A: しゅっちょう。
B: しゅちょう。
A: 違う。「つ」がない。しゅつちょう。
B: しゅちょう。

会話例その2

A: 下関に行ったことある?
B: 下関はなに?
A: ほら下関よ。
B: ?
A: (地図で見せる)
B: ああ!「したぜき」ね。
A: うん。それを「しものせき」と読む。
B: したぜき行ったことない。

このBさんは、本気で日本語勉強頑張ってる。そして本気で日本語が聞き取りにくいと思ってる。どうすればいいだろう。

「え?問題は単純でしょ?言われたように読めばいいでしょ?」

その通り。問題は単純。解決法も単純。なんでこの人にそれが見えないの?と思うぐらい単純だ。

しかし見えない理由はちゃんとある。この人は漢字を見て勝手に読み方を決めつけてる。「出 = しゅつ」「下 = した」と、習った通りに読んでる。今までの勉強の仕方のせいだ。

『まあ勉強のせいにする前に「出」には「しゅっ」という読み方もあることを覚えればいいんじゃない?それも1つの勉強でしょ?』

そう?同じ問題の繰り返しになるだけじゃない?「出」には「で・しゅつ・しゅっ」という読み方があるって知ったところで、何を基準に単語の読み方を判断すればいい?

例えば「出前」。これを「しゅっせん」と読まない。「しゅつぜん」とも読まない。なんで?

例えば「出発」。これを「しゅつはつ」と読まない。「ではつ」とも読まない。なんで?そもそも当て字の可能性もあるのに、なんでそうじゃないのが分かる?

理由は1つだけ。皆そう読んでないから、だ。

そう。皆そう読んでないからそう読まないことが分かる。他に判断のしようがない。

この視点から見ると、漢字は単独で読み方を習っても無意味だと分かる。前後の文字と同時にセットで目に入ったらなにを示してるか分かる、だから読み方が分かる。そういうものだ。

ところで英単語も一緒だ。全ての文字が同時にセットで目に入って読み方が分かるものだ。1つ1つの文字の読み方なんか関係ない。

「ええ?」

本当よ!この文章を見て↓

It deosn't mttaer in waht oredr the ltteers in a wrod are.

スペルがめちゃくちゃでしょ?にも関わらずネイティブは何もないかのように正しく読める。むしろ意識せずに読めばめちゃくちゃなスペルに気づかない可能性が高い。

以外しょ?おそらくみなさんは英単語は、1つ1つの文字から成り立つものと思って、勝手に読み方を決めつけてたでしょ?

そして指摘されてもスペルに振り回されて読み方が修正しにくかったでしょ?

A: しゅっちょう。
B: しゅちょう。

これ、まさに英語習ってる日本人の毎日やってることだ。今日からそういう自分に気付こうね。気付くことが解決への第一歩だから。

あ、そして言われたように読もうね。




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