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Point Lesson 54: 誰も教えてくれない

お盆休みなにしたか聞いたら、調整中だった結婚指輪を取りに行ったと生徒が。簡単そうで簡単じゃない「結婚指輪を取りに行った」。英語でなんて言えばいい?

生徒はこう言った↓

I picked up this one.

これを正しい英語にすると「I picked this up」になる。ネイティブ講師が直してくれるのはここまでだ。

しかしよ!

状況と話してる相手によって言い方が全然違う!実例を見た方が分かりやすいから、何パターンかシムレーションしてみよう。

①結婚指輪が調整中だったことを知らない相手の場合↓
I went to pick up my wedding ring.

②パターンは①と一緒で、話の時指輪をはめてる場合↓
I went to pick this up.

③結婚指輪が調整中だったことを知ってる相手の場合↓
I went to pick up my ring.

④いくつか迷ってる結婚指輪があって、その指輪を見たことある相手の場合。話の時指輪をはめてる↓
I ended up going with this one.

⑤パターンは④と一緒で、迷ってた指輪を見たことない相手の場合↓
I ended up going with this.

ほら状況と相手によって違う。日本語も言い方が1つだけじゃないから、不思議なことではないだろう。しかし英語と異なるのは、日本語の場合はどんな状況と相手でも「結婚指輪を取りに行った」はとりあえず言える。英語の場合は、その言い方が通じなかったり、失礼だったりする。

例えば指輪をはめてて「my wedding ring」という言い方すると、はめてる指輪が結婚指輪じゃないことになってしまう。

例えば迷ってた指輪のことを知らない人の前で、指輪を「this one 」と表現すると「あれ、なんの話やっけ?」と、相手が混乱してしまう。

逆に迷ってた指輪のことを知ってる人だと「this one」という表現しかない。じゃないとその人との前の話をなしにしてしまう。失礼に思われてしまう。

英語のこういったところ、誰も教えてくれない。日本人が投げ出した英語を、ネイティブスピーカーは正しい英語にしてくれるけど、その状況で、その相手に通じてるかどうかは結局分からない。

さて、今日のポイントをまとめよう。語彙力 = 英語力とは限らない。ものの呼び方を分かっても、状況と相手によってその呼び方じゃ伝わらない。目の前にあるかどうか、相手に知ってるかどうか、これを基準に呼び分けることが真の英語力。

そしてこの真の英語力は、最低限の努力で誰の手にも届く。いくつかの決まったパターンに慣れればいい。それだけ。このいくつかの決まったパターンに慣れれば、話題に関わらず伝えたいことが伝わるようになる。




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